ズワイガニのカニ鍋の出汁(だし)のとり方

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カニ鍋の種類によって出汁が違う

ズワイガニの鍋にかぎらず、基本、出汁のとり方を知っていると便利ですよ。
簡単な昆布とかつお節の取り方です。

@ 昆布を中火程度の火に掛け、小さな気泡が鍋に出だす頃に火を切って、
   素早く昆布を取り出します。

A 少し冷ましてかつお節を好みの量入れます。
その後に火を掛けて鍋の中でかつお節が踊り出したら火を切ります。

B かつお節が完全に沈殿してから、こした物が、1番出汁です。

C 先ほどの昆布と、このかつお節を別に15分以上煮立てて取った物が2番出汁です。

1番出汁は煮立てない事が肝心です。エグミが出ますからね。
2番出汁は味噌汁や濃い目の煮物に合います。
ただ、風味が薄いので、一掴みのかつお節を最後に入れて煮ます。それを追い鰹と言います。
これは基本ですね。
  カニ鍋は、蟹の出汁が出ますので、薄めでも。
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カニ鍋の種類によってどう違うのか?

ところで、カニしゃぶはご存知ですよね。
牛肉のしゃぶしゃぶのように湯の中にささっとくぐらせ、
ポン酢などで食べる鍋です。

カニすきは、醤油などで味付け出汁を使用した鍋ですね。

カニしゃぶには、昆布だけの出汁が合うと思います。
カニの風味が消える恐れがありますので薄めがいいでしょう。
単にお湯からでも問題無いですね。
ポン酢で食べますからね。

カニすきも、カツオを入れてもいいですが、
カニからの出汁が鍋に出ますので、
昆布だけの控えめの出汁に醤油などで味付けして食べるといいでしょう。

ちなみに、カニちりとは、ふぐちりのように関西で言われる、
カニしゃぶの出汁のようなもので、ポン酢で食べますね。

ところで、出汁をとらなくても、茅乃舎の出汁もありますが、
だしの素がありましたら、それで十分ですよね。

自分にあった味を楽しめばいいのではないでしょうか?

次は、いよいよ、お酒と最後の雑炊ですね。
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